川越市・さいたま市のアリス動物病院です。
犬の変形性脊椎症は中〜高齢の犬🐶に多く見られる体に痛みが出てしまう病気❤️🩹です。徐々に進行し、慢性の痛みや神経麻痺による歩行困難や起立不能で生活の質を低下させてしまいます🤕。年齢を重ねるごとに発症率も上がっていきます。犬種としては大型犬に比較的早期の発症が多いとされていますが、最近では大小関わらず多くのご相談があります。🦮🐕🦺🐩🐕🐾
要因は加齢による椎間板に対する栄養循環の減少や、脊椎に対する持続的な負担や損傷などが関与してると言われています。犬では首の付け根、腰〜尻尾の付け根にかけて発生が多い傾向があります。
診断は通常、歩行検査、全身の触診やレントゲン検査などを行います。レントゲンでは背骨に特徴的な骨増殖を確認することができます。骨増殖は背骨のお腹側にくちばし状の形で増殖している場合が多く、血液検査などでは徴候の所見は見つかりにくいことがあります。
最近はご相談頂くシニア定期健康診断🩺で早期に発見されることが多くなりました。
初期の様子は、最近何となく活動性🐾が落ちた?、見た目に少し背骨が目立ってきた?、のように痛みが分からないことが多いのも特徴です。この病気の発症早期ではまずサプリメント💊で進行を抑えて行きます。寝起きや運動後、気温の低下によって急な痛みが出始める場合は、運動制限と鎮痛剤による治療を開始いたします。当院🏥では進行の抑制や再発防止に優れた新しいサプリメント💊も併用しています。また、室内生活環境では足元が滑りにくいようにアドバイス💁🏻♂️しています。
大切な家族の健康寿命❤️を長く保てるように定期健康診断🩺🏥をお勧めしています。もしこのような徴候や気になる点などがございましたら遠慮なくぜひ御相談頂きハッピーライフにしていきましょう。😃🐶🏠
20211205 (院長)