生後6か月検診のすすめ

当院からの生後6か月検診のすすめ🐾

こんにちは、川越市・さいたま市のアリス動物病院です。わんちゃん・ねこちゃんが健やかに成長するためには、定期的な健康チェックが欠かせません。その中でも「生後6か月検診」は、特に重要なタイミングのひとつです。この時期の検診でどのようなことが確認できるのか、またその重要性についてご紹介します。


生後6か月検診でできること

  1. 一般状態の確認
    わんちゃん・ねこちゃんの体重や成長具合をチェックし、健康状態を全体的に確認します。
    ✔ 健やかに成長しているか
    ✔ 病気や異常の早期発見
  2. 歯の生え変わりのチェック
    この時期、乳歯が抜けて永久歯が生え始める大切な時期です。歯並びや噛み合わせに問題がないかを確認します。歯周病の予防や適切なケアのアドバイスも受けられます。
  3. 避妊・去勢手術のタイミング相談
    生後6か月頃は避妊・去勢手術を検討し始める良いタイミングです。それぞれの子に適した時期を獣医師と相談できます。
  4. 今後の定期検診の計画
    次のワクチン接種時期や検診時期のご案内等のスケジュールを立てられます。
  5. 日常ケアのアドバイス
    食事、運動、トイレトレーニング、お手入れ方法など、日常のケアについても気軽に相談できます。

検診を受けるメリット

  • 健康を守るための第一歩
    成長期に起こりやすい問題を早期に発見し、適切に対処できます。
  • 信頼関係の構築
    定期的に動物病院を訪れることで、わんちゃん・ねこちゃんが病院に慣れることができ、将来の通院もスムーズに。
  • 安心感
    専門家からのアドバイスを受けることで、飼い主さんの不安を解消できます。

まとめ

生後6か月検診は、わんちゃん・ねこちゃんが健やかに成長し、健康で長生きするための大切なステップです。
まだ検診を受けていない場合は、ぜひこの機会に当院に相談してみてください。

20241212  院長

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

わんちゃんの下痢・吐き気について

こんにちは川越市・さいたま市のアリス動物病院です。今回はわんちゃんの下痢・吐き気ついて、下痢の種類、よくある病気と兆候、ご家庭での注意点、来院のポイントなどを少しお話します。

犬が下痢や吐き気を起こすことは珍しいことではありませんが、原因によっては重大な病気のサインであることもあります。ぜひ参考にしてみてください。

  1. 下痢の種類とその違いについて

犬の下痢は、形状や内容物によって原因の手がかりを得ることができます。以下の種類を参考にしてください:

  • 水様性の下痢
    水のように非常に緩い下痢。感染症や食事の変化が原因である場合が多い。
  • 粘液混じりの下痢
    消化器の炎症が考えられます。寄生虫や大腸のトラブルが原因となることがあります。
  • 血便(赤色)
    大腸や直腸の損傷を示唆することが多い。急性の炎症や細菌感染の可能性。
  • 黒色便
    上部消化管での出血(胃潰瘍など)を示している可能性があります。
  • 未消化物が混じった下痢
    消化不良や食べたものが原因となっている場合が多い。
  1. よくある病気と兆候について

食事関連

  • 誤食(異物摂取)
    おもちゃや靴下、腐った食べ物などの摂取。吐き気や便秘と交互に起こる場合も。
  • 食物アレルギー
    特定の食材が原因で下痢や嘔吐が起きる。慢性的な症状として現れることが多い。

感染症

  • パルボウイルス
    子犬に多い重篤なウイルス感染。激しい下痢(時に血便)と嘔吐が特徴。早急な治療が必要です。
  • 寄生虫感染
    回虫、鉤虫、コクシジウムなど。体重減少や元気がないといった症状も伴います。

消化器系の疾患

  • 膵炎
    油分の多い食事が原因になることが多い。嘔吐、元気消失、食欲不振を伴う。
  • 胃炎・腸炎
    短期間で治ることもありますが、長引く場合は注意。

中毒

  • 有害物質摂取
    チョコレート、タマネギ、アルコールなど。中毒症状としての下痢や嘔吐は重篤化する可能性があります。
  1. ご家庭での注意点について

初期対応

  • 絶食(12〜24時間)
    消化器を休めるために食事を控えます。ただし、子犬や高齢犬は注意が必要です。
  • 水分補給
    脱水を防ぐため、少量ずつの水を与えます。吐き気が強い場合は、氷を舐めさせるのも効果的です。
  • 消化に優しい食事
    白ご飯や茹でたささみ肉を少量ずつ与え、症状が改善するか様子を見ます。

与えてはいけないもの

  • 市販の人間用薬(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)
  • 油っぽい食事やスパイスが入った食品
  1. 来院が必要なポイントについて

次のような症状が見られる場合、早急に病院に相談してください:

  • 嘔吐や下痢が24時間以上続く
    特に子犬や高齢犬の場合は脱水のリスクが高まります。
  • 血便または黒色便
    消化器出血の可能性があるため、緊急対応が必要です。
  • 元気がない、ぐったりしている
    重篤な疾患の可能性が高まります。
  • 繰り返す嘔吐
    特に黄色や緑色の液体を吐く場合、胆汁や胃液の異常が考えられます。
  • 腹部の膨張や痛み
    異物摂取や腸閉塞の可能性。
  1. 日常の予防策について
  • 適切な食事管理
    高品質のドッグフードを選び、人間の食べ物を与えないようにする。
  • 定期的な健康チェック
    ワクチン接種や寄生虫予防を徹底。
  • 環境の整備
    有害なものにアクセスできないよう、家庭内を整理整頓。

最後に

犬の下痢や吐き気は、軽い原因から重篤な病気までさまざまな理由で起こります。症状が軽度であれば家庭で対応できますが、重度の症状や長引く場合はすぐに動物病院に相談してください。愛犬の健康を守るために、日頃から予防策を心がけ、異常があれば早めに対応しましょう。

20241212  院長

 

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

猫の去勢手術について


こんにちは!川越市・さいたま市のアリス動物病院です。当院では、猫ちゃんの健康と幸せを第一に考え、飼い主様が安心して愛猫と暮らせるよう全力でサポートしています。今回は、オス猫の去勢手術についてお話しします。「手術はちょっと心配…」という方もいらっしゃるかと思いますが、優しくわかりやすく解説しますので、ぜひご参考にしてください。

1 去勢手術の必要性

去勢手術とは、オス猫ちゃんの精巣を取り除く手術です。「なぜ去勢手術が必要なの?」と思われる方も多いでしょう。以下の理由で、去勢手術はおすすめされています。

😸 「病気の予防」:去勢手術を行うことで、性ホルモンによるストレスが軽減されることで、猫ちゃんの健康維持につながります。

😸「不適切な行動の抑制」:オス猫は成熟すると、縄張り意識からスプレー行為(尿をまき散らす行動)をしたり、攻撃的な行動をとることがあります。去勢手術を行うことで、これらの行動を抑えられることが多く、より穏やかで飼いやすい性格になることが期待できます。

😸「繁殖力を抑える」:外出する猫ちゃんの場合、他の猫と出会った際に思わぬ繁殖が起こってしまうことがあります。去勢手術をすることで、望まない繁殖を防ぐことができます。

2 手術のタイミング

去勢手術の適切なタイミングは、一般的に「生後6か月から1歳の間」が推奨されています。この時期に手術を行うと、体への負担が少なく、行動面の改善効果も高いです。また、発情期が始まる前に手術をすることで、スプレー行為などの問題行動を未然に防ぐことができます。

ただし、猫ちゃんによって成長スピードや体調は異なりますので、当院では一匹一匹に合わせて最適な時期を一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

3 去勢手術で予防できる病気

去勢手術を行うことで、以下のようなことを予防することができます。

😸 猫ちゃんではワンちゃんのような「精巣腫瘍」「前立腺の病気」「肛門周囲腺腫」などの病気はほとんど発生しません。しかしテリトリー争いによる喧嘩や交尾などによって生命にかかわる病気(猫エイズ、ヘモバルトネラ、猫白血病、その他のウイルスや原虫、細菌などによる感染症)感染の危険があります。去勢手術を受けることで罹ってしまうリスク・感染機会を大幅に減少させることができます。

3 去勢手術のメリット

去勢手術には、病気の予防以外にもたくさんのメリットがあります。

😸「行動面の改善」:去勢手術を受けることで、発情期に見られる攻撃的な行動やスプレー行為が減少することが期待できます。結果として、猫ちゃんとの生活がより快適になります。

😸 「ストレス軽減」:発情期に伴うストレスから解放されるため、猫ちゃん自身がより落ち着いた生活を送れるようになります。

😸 「長生きしやすくなる」:病気のリスクが減るため、全体的に健康的な生活を送りやすく、結果的に長生きする猫ちゃんが多いです。

4 去勢手術のデメリット

もちろん、去勢手術にはデメリットもあります。飼い主様に安心していただくためにも、事前にしっかりと知っておくことが大切です。

😸 「全身麻酔のリスク」:手術には全身麻酔が必要です。麻酔には一定のリスクが伴いますが、当院では最新の設備と経験豊富な獣医師が、安全に最大限配慮して手術を行います。

😸 「体重増加の可能性」:手術後はホルモンバランスが変わるため、太りやすくなる猫ちゃんもいます。しかし、適切な食事管理を心がけることで健康的な体重を維持できますので、ご安心ください。(対応フードのサンプルを差し上げています)

~当院にお任せください~

当院では、猫ちゃんが手術に対して不安を感じないよう、手術前から手術後まで丁寧なケアを行っています。術前には猫ちゃんの健康状態をしっかりチェックし、飼い主様と一緒に最適な手術日を決めていきます。また、術後のケアについても細やかにサポートいたしますので、安心してお任せください。

また、手術に関する質問や不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。皆様の愛猫の健康を守るために、お手伝いさせていただきます。

20241116  院長

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

猫の避妊手術について

こんにちは!川越市・さいたま市のアリス動物病院です。当院では、猫ちゃんの健康と長寿を大切にし、飼い主様が安心して愛猫と暮らせるようにサポートしています。今回は、猫ちゃんの避妊手術についてお話しします。初めてのことで不安に感じる方も多いかと思いますが、わかりやすく説明しますので、ぜひご一読ください。

1 避妊手術の必要性

避妊手術は、メスの猫ちゃんの卵巣や子宮を取り除く手術です。「手術って本当に必要?」と迷うかもしれませんが、以下のような理由で多くの飼い主様におすすめしています。

😸 「病気の予防」:避妊手術を行うことで、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍など、将来的に発症する可能性がある病気を予防することができます。特に乳腺腫瘍は猫ちゃんの場合、悪性のことが多いため、早めの手術が大切です。

😸「望まない妊娠の防止」:猫ちゃんは繁殖力がとても高く、外に出るとあっという間に妊娠してしまうことがあります。避妊手術をすることで、望まない妊娠を防ぐことができます。

2 手術のタイミング

避妊手術の適切なタイミングは、一般的に「生後6か月から1歳の間」とされています。この時期に手術を行うと、病気の予防効果が高まるだけでなく、猫ちゃんの体にも負担が少ないです。

初めての発情が始まる前に手術を行うことが理想的とされていますが、発情後でも手術は可能です。猫ちゃんの個体差や体調もあるので、まずはお気軽にご相談いただければ、最適なタイミングをアドバイスさせていただきます。

3 避妊手術で予防できる病気

避妊手術をすることで、以下のような病気を予防できます。

😸 「子宮蓄膿症」:子宮に膿がたまる病気で、放置すると命に関わることもあります。避妊手術を行うことで、この病気を完全に防ぐことができます。

😸 「乳腺腫瘍」:猫の乳腺腫瘍は悪性のものが多いですが、避妊手術を行うことで発症リスクを大幅に減らすことができます。

😸 「卵巣や子宮の腫瘍」:卵巣や子宮の腫瘍も避妊手術によって防ぐことができます。

4 避妊手術のメリット

避妊手術には、病気の予防以外にもたくさんのメリットがあります。

😸「発情期のストレスを軽減」:発情期の猫ちゃんは、大きな声で鳴いたり、家の中で落ち着かなくなったりすることがあります。避妊手術を行うことで、こうした発情期のストレスから解放され、穏やかな生活を送ることができます。

😸「望まない妊娠を防ぐ」:避妊手術をすることで、外に出たときや他の猫と出会ったときに、予期せぬ妊娠を防ぐことができます。

😸 「飼い主様の負担軽減」:発情期のストレスから解放されるだけでなく、将来的な病気の治療費を抑えることができるため、経済的な負担も軽減できます。

5 避妊手術のデメリット

もちろん、避妊手術にもデメリットがあります。手術を検討する際には、以下の点もご理解ください。

😸「全身麻酔のリスク」:避妊手術には全身麻酔が必要です。麻酔にはリスクがありますが、当院では最新の設備と経験豊富な獣医師が安全に配慮し、リスクを最小限に抑えるよう努めています。

😸 「体重増加の可能性」:手術後はホルモンバランスの変化により、太りやすくなることがあります。適切な食事管理で体重管理が可能になります。(対応フードの紹介、サンプルを差し上げています)

 

~当院にお任せください~

当院では、猫ちゃんと飼い主様が安心して手術を受けられるよう、手術前から手術後まで丁寧にサポートしています。術前の健康チェックや丁寧な説明を行い、飼い主様の疑問や不安にもしっかりとお答えします。また、術後のケアについてもアフターサポートを徹底していますので、安心してお任せください。

手術に関するご質問や不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。大切な愛猫の健康を守るために、お手伝いさせていただきます。

20241116  院長

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

犬の去勢手術について

こんにちは、川越市、さいたま市のアリス動物病院です。今日は、ワンちゃんの去勢手術についてお話しをします。手術に対してさまざまな情報があって迷ってしまうかもしれませんが、当院では飼い主様とワンちゃんにとって最適な選択を一緒に考えていきますので、安心してご相談ください。

1.去勢手術の必要性

去勢手術は、オスのワンちゃんの精巣を取り除く手術です。「本当に必要なの?」と疑問に思うかもしれませんが、次のような理由から多くの飼い主様が選ばれています。

🐶「病気の予防」:去勢手術を行うことで、将来的に精巣腫瘍や前立腺の病気を予防できます。特に高齢になるとこれらの病気のリスクが高まるため、早めの去勢が健康を守ることにつながります。

🐶「不適切な行動の抑制」:オスのワンちゃんは成長するにつれて、他の犬に対して攻撃的な行動をしたり、家の中でマーキングをすることがあります。去勢手術を行うことで、こうした行動が軽減されることが多いです。

2.去勢手術のタイミング

去勢手術を行うタイミングは、一般的には「生後6か月から1歳の間」が推奨されています。この時期に手術を行うことで、成長に伴う不適切な行動を早めに防ぐことができますし、病気の予防効果も高くなります。

ただし、ワンちゃんの個体差や成長具合によって最適な時期は異なるため、当院ではそれぞれに合わせたアドバイスをいたします。ぜひ、気軽にご相談ください。

3.去勢手術で予防できる病気

去勢手術をすることで、次のような病気を予防できます。

🐶「精巣腫瘍」:精巣を取り除くため、精巣腫瘍のリスクを完全に防ぐことができます。

🐶「前立腺の病気」:去勢手術を行うことで、前立腺肥大や前立腺炎などの病気のリスクが大幅に減少します。

🐶「肛門周囲腺腫」:ホルモンの影響で発生するこの腫瘍も、去勢することでリスクを抑えることができます。

4.去勢手術のメリット

去勢手術には、病気の予防以外にもたくさんのメリットがあります。

🐶「行動面の改善」:発情期に見られる攻撃的な行動や他の犬への過剰な興奮が抑えられることが多いです。また、マーキングや逃走癖も軽減されることが期待できます。

🐶「健康的な生活」:ホルモンバランスが安定することで、より落ち着いた性格になり、ストレスの少ない生活を送れるようになります。

🐶「長生きする可能性が高まる」:病気のリスクが減るため、全体的に健康的な生活を送りやすくなり、結果的に長生きするワンちゃんが多いです。

🐶「乳歯遺残の治療も同時に」:歯周病の原因になる遺残乳歯の治療が同時に麻酔下で行うことができます。

5.去勢手術のデメリットも理解しておきましょう

もちろん、去勢手術にはデメリットもあります。手術を検討する際は、これらもきちんと考えておくことが大切です。

🐶「全身麻酔のリスク」:手術には全身麻酔が必要です。麻酔にはリスクがありますが、当院では最新の設備と経験豊富なスタッフ丁寧に対応します。手術前検査やカウンセリングを行い、できる限りリスクを最小限に抑えられるよう努めています。

🐶「太りやすくなる可能性」:去勢後はホルモンバランスの変化によって太りやすくなることがあります。ただし、適切な食事管理(適応フードのサンプルを差し上げています)と生活習慣で対応が可能です。

~当院にお任せください~

去勢手術はワンちゃんの健康を守るための大切な選択です。術前にはしっかりと健康チェックを行い、飼い主様と一緒に最適な手術日を決めて行います。術後のケアについても丁寧にサポートさせていただきますので、安心してお任せください。

また、手術に関するご質問や不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。皆様の愛犬の健康を守るために、お手伝いさせていただきます。

20241019  院長

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犬の避妊手術について

こんにちは、川越市、さいたま市のアリス動物病院です。今日は、ワンちゃんの避妊手術についてお話しをします。避妊手術について、さまざまな情報があって迷ってしまうかもしれませんが、当院では飼い主様とワンちゃんにとって最適な選択を一緒に考えていきますので、安心してご相談ください。

1. 避妊手術の必要性

当院の避妊手術は、メスのワンちゃんの卵巣と子宮を取り除く手術です。なぜ必要なのかというと、次のような理由があります。

🐶「望まない妊娠を防ぐ」:外で他の犬と遊んでいるときに、思わぬ妊娠をしてしまうことを防ぐことができます。

🐶「健康面でのリスクを減らす」:避妊手術を行うことで、将来的な病気のリスクを減らすことができます。特に、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの深刻な病気の予防に効果的です。

2. 避妊手術のタイミング

避妊手術の時期については、一般的には生後6か月から1歳の間に行うことが推奨されています。初めての発情(ヒート)が始まる前に手術を行うことで、乳腺腫瘍の発生率を大幅に減らすことができると言われています。

ただし、ワンちゃんの成長具合や体調などによって適切な時期は異なりますので、当院ではワンちゃんそれぞれに合わせたアドバイスをいたします。ぜひご相談ください。

3. 避妊手術で予防できる病気

避妊手術を行うことで、次のような病気を予防またはリスクを低減することができます。

🐶「子宮蓄膿症」:子宮に膿がたまる病気で、命に関わることもあります。避妊手術によって子宮を取り除くため、この病気を防ぐことができます。

🐶「乳腺腫瘍」:初めての発情前に手術を行うと、乳腺腫瘍のリスクを90%以上減らせるとされています。

🐶「卵巣や子宮の腫瘍」:これらの臓器を取り除くため、腫瘍の心配がなくなります。

4. 避妊手術のメリット

避妊手術には以下のようなメリットがあります。

🐶「寿命が延びる」:避妊手術を受けたワンちゃんは、病気のリスクが減るため、一般的に長生きする傾向があります。

🐶「行動面の改善」:発情期に見られるストレスや攻撃性、マーキング行為が減少することが期待できます。

🐶「乳歯遺残の治療処置も同時に行える」:遺残乳歯があると将来的に歯周病の発生箇所になります。歯根も深いため麻酔下で行います。

🐶「費用面での安心」:将来的な病気の治療費を抑えられる可能性があります。

5. 避妊手術のデメリット

もちろん、手術にはデメリットもありますので、正しい情報を知っておくことが大切です。

🐶「全身麻酔のリスク」:手術の際には全身麻酔が必要です。麻酔にはリスクが伴いますが、当院では最新の設備と経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。手術前検査やカウンセリングを行い、できる限りリスクを最小限に抑える努力をしています。

🐶「体重増加」:手術後はホルモンバランスが変わるため、太りやすくなることがあります。ただし、適切な食事管理(適応フードのサンプル提供)と生活習慣で対処可能です。

   当院にお任せください

避妊手術はワンちゃんの健康を守るための大切な選択です。当院では、経験豊富な獣医師が丁寧に手術を行い、術後のケアまてしっかりサポートいたします。手術の前にはしっかりとカウンセリングを行い、飼い主様のご不安や疑問にもお答えします。

ワンちゃんにとって最善の選択を一緒に考え、サポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

20241019  院長

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

夏のスキンケアについて

 


川越市、狭山市、坂戸市、鶴ヶ島市、富士見市、さいたま市の皆様へ、こんにちは、アリス動物病院です。

夏のスキンケアについて

暑くなり、自宅でシャンプーをする飼い主様もいらっしゃることでしょう。

ネコちゃんウサギちゃんは基本的にシャンプーをしなくてもいい動物です。身体を濡らして乾かすことがストレスになるので、皮膚病の管理でシャンプーが必要な場合を除いて、積極的に行わなくてよいでしょう。ブラッシングを重視しましょう。

ワンちゃんはサロンや病院のトリミングで済ませることが多いと思いますが、高齢になるとサロンで断られてしまうこともあるので、ご自宅でのシャンプーにも慣れておくと良いですよ。

急にフケが増えたり、抜け毛が増える場合は皮膚トラブルを起こしている可能性があるので、早めの受診を心がけて下さい。

シャンプーもたくさん種類があり、洗浄力の強さ、薬用シャンプーの効能、保湿成分の有無、等々わからないことがあれば是非ご相談ください。

ワンちゃんは人と比べて皮膚が薄い子も多く、皮膚コンディションによっては刺激が強いシャンプーもありますので、コンディションに合わせた専用のシャンプーをお使いください。乾かす時も、ドライヤーの風が熱くなりすぎないよう注意して実施してくださいね。

スキンシップも兼ねて日々のブラッシングやシャンプーできない時はドライシャンプーを利用するのも皮膚を清潔に保つ1つの方法です。

スキンケアのご相談も受付ていますので、お気軽にお立ち寄りください、20240620 (FM)

 

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デンタルケアについて

お口の臭い、気になりませんか?

ワンちゃんネコちゃんは人と口腔内の環境が違うので、虫歯にはなりにくいのですが、歯石が付きやすく、歯周病になりやすいです。お口の臭いの原因が歯周病からきていることもあります。

ご自宅でのデンタルケアは歯周病から我が子を守る術。子犬・子猫の頃から、口の周りを触られることに慣らしていきましょう。
大人になってから挑戦する場合は、子犬子猫の時より許容してもらうのが難しくなりますが、根気よく続けて慣らしていきます。

指に巻きつけたガーゼや歯ブラシを使って、歯に付着した歯垢を落とし、歯石になってしまうのを予防できるよう、まずはお口を触ることから始めていきます。

歯垢や歯石の中には菌がいっぱい。
歯周病菌は周囲に炎症を起こして出血や痛みが出るだけでは無く、血流にのって全身を回り、主要臓器に影響を与たり、病気の原因となることもあります。

デンタルケアで歯垢は落ちても、すでに付着した歯石は除去できません。
ついてしまった歯石は、麻酔をかけて除去することが必要です。歯肉と歯の間の歯周ポケットもきれいにし、グラグラの歯があれば抜歯の必要があるため、どうしても麻酔が必要となります。
(麻酔をかける前には術前検査を行い、全身状態を確認させていただきます。)

歯の健康が健康寿命に影響しているのは、人と同じ。健康的に長生きする秘訣です。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

20240523 FM

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フィラリア検査と合わせてクイック健康チェック

春の予防が始まり数ヶ月。
フィラリア検査の採血の際、同時に簡易な健康診断の目的で血液検査を合わせて行うワンちゃんが増えています。

実際、気になる症状も無く、元気食欲のある子でも、結果に異常が見つかることもあります。その場合、住環境・食生活などの見直しや、追加検査のご提案やご相談を受け付けています。

例えば、肝臓の値が高い場合。
添加物の多いオヤツやフードを与えていないか?
脂肪分が高いものを食べていないか?
薬を飲んでいるのか?
住環境に肝臓に影響があるものはないか?

数値の大きさにもかかわりますが、肝臓の大きさや形、内部の構造を確認するためのレントゲンやエコー検査などの画像診断もお勧めします。

肝臓も消化器の一つ。
油っぽいものや添加物が多いものは負担がかかりますし、何か飲んでるお薬があると肝臓に影響がでる場合があります。

画像診断で特に問題ない場合には、強肝剤やサプリ、食事の見直しで肝臓の働きを助けてあげると、数値の改善が期待できます。

多少お時間はいただきますが、予防ついでに血液検査。
ご希望の際は来院時にお声がけ下さい。

20240502(FM)

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肛門腺・肛門嚢炎について

ワンちゃんネコちゃんがお尻を床に擦りつけて、お尻歩きをするようなことはありませんか?

ワンちゃんネコちゃんの肛門の斜め下あたり、4時と8時の方向に肛門腺と言う分泌腺があり、袋状の肛門嚢に分泌物が溜まります。
排便時に分泌物が少しずつ排泄され、便に臭いをつけるようにできていますが、、、
中にはこってりと出にくいタイプの分泌物だったり、太っていたり、加齢で筋肉量が落ちるとうまく排泄できず溜まり過ぎてしまうことも。

溜まってくると違和感があって、お尻を擦り付けるような仕草をすることがあります。
溜まったまま放っておくと、細菌感染を起こして化膿してしまうこともあるので、溜まりやすい場合は定期的に絞ることが必要です。

肛門腺絞りは、特有の臭いがある分泌物が飛び散る可能性があります。
ご自宅で行う際はシャンプー前とかにチャレンジすることをお勧めしてます。
なかなか、うまくいかない時には診察時に処置できますのでお声がけ下さい。
トリミングでシャンプーしてもらう時にも行ってもらえます。

絞ったら血膿が出てきた、触ると痛みがある、ものすごく腫れている等の異常が見られた場合は化膿・炎症を起こしているので早めに受診してください。

20240502(FM)

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