夏場の水分補給

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

水分補給してますか?

気温が上がり、テレビでも熱中症に注意するよう連日報道されてます。

ワンちゃんはお散歩の時間を考慮して、こまめな水分補給を心がけて下さい。

自ら進んでお水を飲まないワンちゃんネコちゃんの場合は水分補給、悩みますね💦
水飲み場を増やしたり、ドライフードにお水を掛けてふやかしたり、ウェットフードや手作り食を利用するのも水分補給に有効です。

暑くてお水を飲む量が増え、その結果おしっこの量も増えるのは当たり前なんですが、、、
おしっこの量や飲水量が異常に増えている場合は病気が隠れている可能性があります。

1日に体重1Kgあたり100ml(5㎏の子なら1日に500ml)を超えてお水を飲むようならご相談ください。
尿検査や血液検査、画像診断等の健康診断をお勧めします。

暑い季節は始まったばかり、熱中症に気をつけて水分補給を心がけてお過ごしください。

20230704(FM)

 

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太っているのかなー?

梅雨の時期ですね。
これからの季節は雨や暑さでお散歩が制限され、ストレスを感じるワンちゃんもいることでしょう。ここ数年は酷暑の影響で夏太りしてまう子も多いと感じています。夏場は肥満による健康トラブルがわりとみられます。

なんだか最近太ったのかな?と思ったら、生活消費カロリーに対して食事量が少し多い可能性があります。そこで食事量&カロリーの見直しをお勧めします。

ワンちゃんネコちゃんの減量は食事管理‼︎なのです。

実は人のように持続的な有酸素運動ができない為、運動をして痩せることができません。
ですので飼い主様のご協力が必須になります😊

まずは今の体重と食事を1日にどれくらいの量を食べているかを測ってみましょう。

健康状態に問題ない子は、いつも食べている量から1割減らした量に変えてまずは2週間。
2週間後に体重を測定して、増えている場合や変わらない場合は、食事量が少し多いようなので、さらに1割減らしてもう2〜3週間頑張って見ましょう。
それでも体重が減らない場合は減量用フードへの切り替えやさらに量を減らすか検討してみましょう。

最初はなかなか体重が落ちませんが、少なくとも増えないように食事の量や種類を調整し、気長に根気強く頑張っていきましょう。

うちの子はポッチャリ?痩せ型?適正体重?
何をどれくらいあげたらいいの?
お悩みに応じたサンプルフードでのご提案も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

20230622 (FM)

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猫ちゃんフェレットさんのフィラリア症予防について

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

蚊の活動が本格化する前にワンちゃんにはフィラリア検査のご案内を致しました。それぞれの方法で予防を始めている時期でしょう。

お家の中にまで蚊が入ってくる季節を前に、ネコちゃんフェレットさんにもフィラリア予防をお勧めします。

『フィラリア=犬糸状虫』の名の通り、ワンちゃんに多い病気ですが、実はネコちゃんフェレットさんも稀にフィラリア感染が確認されています。
数年前の調査では、10頭に1頭の割合で室内ネコちゃんへの感染幼虫寄生があったとの報告もあり、思ったよりも多い印象を受けます。

ネコちゃんフェレットさんがフィラリアに感染すると、ワンちゃんとは少し違う症状を呈し、気管支炎や喘息のような咳、食欲不振、体重減少、無症状、他の病気との鑑別が難しく、突然死の原因とも言われています。

また、本来の宿主ではないネコちゃんフェレットさんの体内で、フィラリアが成虫になるまで成長することは稀で、あったとしても1-2匹程度。ワンちゃんのように簡便な血液検査で判別することも困難なのが現状です。心臓が小さい為少量の寄生でも症状の発症に繋がってしまいます。

蚊にさされない工夫をすること。
月に1回皮膚に塗布するスポットタイプの予防薬を、蚊の出るシーズン+蚊がいなくなってから1ヶ月後まで(ワンちゃんの予防期間と同じです)使用することで予防は可能です。

予防薬は特別な検査は不要で体重別に処方致します。
お気軽にご相談下さい。

(FM)

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水のレジャーシーズン前に

まだ5月ですが、夏を感じさせる日も増えてきました。
ワンちゃんと水のレジャーを楽しむ計画を立てる方もいらっしゃることでしょう。

海、川、ドッグランプール、お庭のシャワーで遊んだりとお水が好きなワンちゃんにはたまりません。

一方で、炎天下での熱中症や冷たいお水に長く浸かりすぎることによる低体温症。真水を飲みすぎて低ナトリウム血症(水中毒)を起こしてしまったり、海水や川の水を洗い流さなかったことによる皮膚炎。
水の事故や水遊び後のトラブルも耳にします。

適度な休憩と水分補給、ライフジャケットを装着したり、遊ぶ場所や気温、遊んだ後はシャンプーをして乾かす等工夫をして楽しんでくださいね。
人間も同じですが、水遊びは体力を消耗するので、遊んだ後はゆっくり過ごしてください。

さらに、レプトスピラ症と言う感染症にもご注意下さい。
もともと野生動物(主にネズミ)が持っている細菌が原因で、人にも感染る人畜共通感染症、汚染された水や土壌に接触して感染します。
発熱、黄疸、嘔吐下痢、肝炎・腎炎、、、治療の反応が悪いと命を落とすこともあります。
7種混合ワクチンで予防が可能ですので、暑い季節が来る前に接種するのも対策の1つです。ぜひお気軽にご相談ください。(FM)

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愛鳥週間 (巣立ちヒナを拾わないで)

春から夏にかけては野鳥の子育てシーズンです。

この時期はまだうまく飛べないヒナが地面に落ちていることがありますが、手を出さずそっと見守って下さいね。

まだ羽が生え揃っていないヒナは巣が分かれば巣にもどすのが理想です。(わからなければ、親鳥がエサを運んで飛べるまで育てる可能性もあるのでそのままで)

羽が生え揃い、口が大きく尻尾が短いヒナは「巣立ち雛」と呼ばれ、親鳥と行動しながら、飛び方やエサのとり方等の生きる術を学んでいる時期。独りぼっちに見えても、親鳥が近くにいるので連れ帰らず、巣立ちを応援してあげて下さい。

あまりにも往来の激しい道にいる時は危なくない場所に移動させて下さい。親鳥は声でヒナを見つけるので大丈夫です。

もし、怪我をしている場合は鳥獣保護担当部署へ連絡して下さい。傷病野生鳥獣保護診察機関に指定された動物病院で診療してもらえます。川越の本院は指定病院ですので、県から診療委託を受けて任務に当たっています。

見守るのも野鳥が生きていくため、そっと応援していきましょう。(FM)

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コロナウイルス感染症

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

2019年末から世界中で蔓延した新型コロナウイルス感染症。
日本では5/8以降、感染症法の位置づけが季節性インフルエンザと同等の5類に移行しました。

コロナウイルスはワンちゃんネコちゃんにもありますが、種特異性があるため、動物種を超えての感染は基本的にありません。
どちらも腸炎ウイルスで、保有していてもほとんどが無症状か、軽い下痢を引き起こす程度のウイルス、いわゆるお腹の風邪ですのでご安心ください。

ただネコちゃんの場合、稀に猫コロナウイルスを保有している子の体内で、ウイルスが突然変異により強毒化し、「猫伝染性腹膜炎」という重篤な病気を引き起こすことがあるため、注意が必要です。(強毒化の原因は未だはっきりしていませんが、免疫系統やストレスが影響を及ぼすと言われています)

発熱・黄疸・食欲不振・元気減退に加えて、腹膜炎を起こしお腹や胸にお水が溜まるウェットタイプ。
同じく発熱等の症状に加えて、臓器障害(腎臓・肝臓等にしこりができる)、目や脳に病変ができるドライタイプ。
様々な症状を引き起こしますが、どちらのタイプも発症してしまうと命を落としてしまう怖い病気です。

残念ながら、猫コロナウイルスのワクチンは日本にはありません。
この病気に限らず、ネコちゃんを外に出さない、ストレスをかけない生活を心がけるのが大切ですね。
また、全年齢で発生はみられますが、子猫で発症しやすいことが明らかになっているので、いつもと様子が違うと感じた際には受診を考えていただくといいですね。(FM)

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フィラリア予防 始めてますか?

4月になりました。
ワンちゃんの飼い主様、フィラリアの抗原検査はお済みですか?

すでにご存知の方が多いかと思いますが、フィラリアは蚊に刺されることで感染する寄生虫です。
蚊に刺された際、ミクロフィラリアと呼ばれる子虫が体内に入ると、脱皮をしながら成長し、最終的に成虫が心臓に寄生して様々な症状を引き起こします。

月に1回飲む錠剤やおやつタイプ、皮膚に垂らすスポット剤、または年に1回注射をすることで予防が可能です。

去年きちんと予防ができていてフィラリアに感染していないことを確認してから、今年の予防を始めますので、まずは検査にご来院ください。(1年以内に注射で予防している子や通年予防薬を飲んでいる子は、検査無しで今年の予防が可能です。)

万が一、フィラリアに感染していたら、予防薬の飲み方が変わり治療が必要になります。
感染していると知らずに、予防薬を飲ませると、重篤なアレルギー反応がでてしまうことがあるので、検査なしで予防薬を処方することはありません。

最近はノミダニ予防と一緒にできるオールインワンタイプの予防薬が人気です。
蚊が出始めて1ヶ月後から予防を始めて貰うので、蚊を見かけたからといって慌てなくて大丈夫ですよ。

血液1滴あればフィラリア抗原検査はできますが、採血量が充分あれば、オプションで健康診断も承りますのでご相談ください。

20230411(FM)

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外耳炎

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

新緑の時期から気温の上昇とともに増えるのが皮膚やお耳のトラブルがあります。

耳を掻く、よく頭を振る、耳が臭うというような症状があれば、外耳炎を起こしている可能性があるので、早めの受診をお勧めしております。
外耳炎を放置していると内耳の炎症による平行障害や、耳血腫、眼の炎症、全身性の皮膚炎などに移行してしまうことがあります。

耳ダニ、細菌・真菌感染、異物、アレルギー等外耳炎を引き起こす原因も様々。
必要に応じて、検査や適切な処置、外用薬・内服薬の処方をさせていただきます。

初期の外耳炎は適切な洗浄と外用薬で良化しますが、重度でなかなか治らないタイプもあり、飲み薬が必要になることもあります。

また、飼い主様だと甘えてしまって、ご自宅で毎日点耳が難しい場合には、長期作用が期待できる注入タイプ(計2回来院して頂くことになります)の外用薬の院内処置もございます。

日頃からの耳のチェック、お手入れで早く気づけることもあるので、おかしいな?と思ったらぜひご相談下さい。

20230412(FM)

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誤食にご注意

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

ようやく桜が綺麗に咲き始め、お花見会場も数年ぶりに飲食可能となりました。お花見の時、花見団子や焼き鳥等串に刺してある食品を食べることもあります。
お花見会場をお散歩する際は串の誤食にご注意下さい。

一般的に異物を誤食してしまったら、異物が胃にあるうちは、催吐作用のあるお薬を注射して吐かせる処置が可能になります。
しかし、串のように尖った部分のあるものや鋭利なものなどは吐かせる時に食道を傷つけたり刺さってしまう危険があるので、注射で吐かせる処置ができません。
何事もなく消化管内を傷つけずに便で出てくればいいのですが、最悪の場合は消化管穿孔を起こして命に関わることも。
可能であれば内視鏡処置で早期に取り除くことをお勧めします。
(当院の内視鏡では7kg以上の子が対象です。)

誤食をしないように、アイコンタクトしながら短めのリードの長さでお散歩する、ゴミが落ちていそうな場所を避けてお散歩する。どうしてもやってしまいそうな子の場合には、嫌がらずに付けれるならエリザベスカラーや口輪を付けてお散歩の練習をするなども1つの方法です。
桜の季節、周りに気をつけながら楽しみたいですね🌸

20230323(FM)

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ペットと防災対策

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

3月、9月はスーパーやホームセンターに防災グッズが並び、防災意識の高まる時期です。
もしもの時の備えは人だけでは無く、一緒に暮らしているペットにも必要ですね。

ご自宅での避難生活、避難所での生活、いずれにしろ1週間〜10日ほどのフードやおやつ、トイレグッズ、持病のある子は内服薬や外用薬も余裕を持っておくといいです。

ペット同伴避難といえど、人と同じスペースで過ごせるのは補助犬のみで、ペットの子達は人と離れた場所で過ごすことになります。
普段からクレートやキャリーバッグに入る練習や、飼い主様から離れる練習、いろんな音に慣れる練習も大切なことです。

最後にさいたま市のマニュアルを添付いたしますので、参考にしていただけたらと思います。

20230323(FM)

https://www.city.saitama.jp/001/011/015/006/p055713_d/fil/hinanjomanyuaru.pdf

 

 

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