川越市・さいたま市のアリス動物病院です。
新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収束の兆しを見せない中、寒い日が続いていますね。人と同じく犬も寒いと震えますが、それ以外にもさまざまな理由で犬は震えることがあります。
犬の震えは大きく①生理的な要因によるものと②体の異変や病気からくるものに分けられます。🤔
①生理的な要因からくるものには、寒さ・恐怖心・ストレス・興奮・加齢に伴う筋力の低下・学習などがあります。
寒さに対しては、小型犬やシニア犬、短毛の犬種は弱い傾向があります。掃除機や洗濯機などの大きな音などに反応して恐怖心が生じることが多いです。美味しそうなご飯をもらう時など嬉しさから興奮して震える犬もいます。🐶
シニア犬は、まずその震えが老化のせいなのか、病気のせいなのか分かりづらく、見極める必要があります。自己判断をせずに、震えて動けない場合は、動物病院を受診しましょう。🩺
②体の異変や病気からくるものには、痛みからくる震え・病気による震えなどがあります。体のどこかにケガをしていたり、関節などに炎症を起こしていて、そこから来る痛みや内臓の痛みから震えがきます。🤕
病気からくるものは他にも、感染症や気管支炎や膀胱炎で生じる発熱に伴って震えが起きる場合や、震えているようにみえるが、実はてんかんによって痙攣を起こしている場合や、血液中の糖分が少なくなることで起こる低血糖やチョコレートや玉ねぎなどを食べた際に起きる中毒から震えがくる場合もあります。🙀
愛犬の震えが生理的要因からくる震えなのか、体の異変や病気からくる震えなのか日頃からワンちゃんの様子をよく観察し、異変を感じれば、すぐに病院を受診する必要があります。受診の際はスマホ等で動画をとっておいてもらうと診察に役立ちます。
愛犬の異変に気づいたらぜひご連絡ください。定期的な健康診断のパックもご用意しております。😃🐾
(Y)20210125