猫白血病の予防

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

猫4種ワクチン(猫白血病含む)接種を再開いたしました‼︎

ウイルス性の猫風邪3種(ヘルペス、カリシ、パルボ)に加えて、【猫白血病】の予防が可能になります。

【猫白血病】は、主に野良猫の間で広まっているウイルス感染症です。
ネコ科しか感染しないので、人やワンちゃんが感染ることはありません。

猫白血病ウイルスは、院内で使用している一般的な消毒薬で死滅します。

しかしながら感染し、発症してしまうと貧血、免疫低下、口内炎、リンパ腫、白血病等さまざまな症状を引き起こし、命に関わる怖い病気です。

猫白血病ウイルスは感染したネコちゃんの唾液、血液、尿、便、母乳といたるところに存在し、ケンカや交尾、グルーミング、食器やトイレの共有、母子感染が主な感染ルートとなり得ます。

猫白血病ウイルス陰性のネコちゃんで、完全室内飼育であればその後感染することはないのでご安心ください。ただ、同居のネコちゃんが猫白血病ウイルス陽性の場合は白血病ワクチンが必要です。他に陽性猫との接種、まさかの脱走に備える意味で、予防を勧めしています。

すでにネコちゃんのいるご家庭に新しい子を迎える場合は、猫白血病ウイルス検査(ごく少量の血液で猫エイズウイルス検査と同時に検査します。15分ほどで結果が出ます。)が一般的です。

陰性であれば安心ですし、陽性の場合は悲観せず、今後どのように生活し備えていくかを考えていきます。
(子猫の場合感染の厳密な判断としては1ヶ月あけて2回の検査を行う場合があります)

猫白血病ウイルスに限らず、ワクチン接種の他に、外に出さない、ストレスをかけない生活を心がけることが感染症予防には大切です。

ワクチン接種をお考えの方はお気軽にお声掛けください。

20231116 FM

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アリス動物病院(川越市・動物病院)