食事性アレルギー  ?

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

8月29日は焼肉の日です。
さいたま市分院の電話番号(048-829-7736)にも829が入っており、ヤキニクと語呂合わせで覚えて頂けると嬉しいです😊
ワンちゃんは雑食、ネコちゃんは肉食動物なので、お肉は大好き。フードの喰いつきが悪い時に脂の少ないお肉を茹でて、トッピングしてもらうとよく食べたりもします。

ただ、特定のトッピングやフードを食べた後に嘔吐や下痢があったり、耳や皮膚が痒くなる場合は食物アレルギーの可能性があります。若齢期から繰り返す外耳炎や、1歳未満で経験するアレルギー症状が将来食物アレルギーが原因と診断されることもあります。

食物アレルギーは離乳期に食べていたタンパク質に反応していることが多く、お肉で症状が出てしまう時は魚や豆をタンパク源とするフードに変えることで症状が落ち着くこともあります。もちろん、症状に合わせた内服治療や外用療法も行うことがあります。

また、原因特定のためアレルギー検査を行うこともあります。検査項目には限りがあるため全てのアレルギーが判るわけではありませんが、原因が判れば避けることができるので、治療にもなります。ご希望があれば当院で検査を受けられます。(こちらからお勧めすることもあります)

検査について聞いてみようかな?とりあえずフードを変えてみようかな?いつでも相談に来て下さい。
対応サンプルフードをお渡しいたしますので、まずは食べるか試してみませんか?

20230831 FM

ブログTOP
アリス動物病院(川越市・動物病院)

気象病??? 発作がおきたら、、、

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

お盆を過ぎましたが、暑い日が続きます。大気も不安定で秋にかけては台風が発生しやすい時期です。

人は気圧の変化に伴い、頭痛やめまいの症状が出ることがあります。
ワンちゃんやネコちゃん他の動物たちも気圧の変化で体調を崩すことがあるので、思いあたることがありましたら、ご相談ください。

例えば、心臓発作や喘息などの咳が出やすくなったり、痙攣発作が起こりやすくなったりします。

痙攣発作には「てんかん」があります。てんかん発作は脳の異常な興奮により引き起こされます。身体検査や血液検査、MRIで発作を起こすような基礎疾患が無く、脳の異常が見つからなければ、『特発性てんかん』と分類されます。
【低血糖や肝臓疾患、虚血等、発作を起こす原因がはっきりしているものは『症候性てんかん』と分類】されます。

初めて発作が出た場合はその後様子を見ることが多いですが、発作の頻度が増えてくる場合や時間が長くなった場合には、抗てんかん薬を飲んで発作を抑える治療を始めます。発作強度を軽くしたり発作頻度を6か月に1回以下程度にすることを目指します。

発作が次から次へと波のように起こることをてんかん重積状態と呼び、発作が続いた結果の異常な高体温による脳や内臓へのダメージが心配されます。
注射や坐薬で発作を抑える治療を速やかに行うことが必要なので、日中であればかかりつけへ。
夜間の場合は朝まで待たずに、夜間救急病院での診察を受けて下さい。    20230831 FM

ブログTOP
アリス動物病院(川越市・動物病院)