🐰子うさぎをお迎えしたら

今回は🐰子うさぎをお迎えした時についてです。

①まず🐰子うさぎをお迎えする前に、ケージ🏡を必ず準備しましょう。
うさぎは自分の住処(縄張り)を重視するので、安心させてあげるためにも、また放し飼いによる異物齧りや怪我を防ぐためにも、必要です💁🏻‍♀️。
フードボックスや水飲み、トイレ🚾などは勿論、移動用のキャリーや部屋んぽ用サークルも同時に購入しておくことをおすすめします。

②お迎えしたら、まずはケージに入れてあげてください。
この時、トイレ🚾におしっこ💧のにおいをつけておいたり、お迎え元で使用していた牧草🌱なども併せて入れてあげると落ち着くことが多いです。
あまり触らず、慣れてくれるのを待ちます。
トイレ🚾はまずフードと反対側の奥に設置しておきますが、よくおしっこをするところに都度トイレを移動させたり、2つ置きにしておいたりなどし、トレーニングしていきます。

③フードは、主食の牧草(チモシー)を常に食べ放題にしておき、体格と月齢に応じて副食のペレット量を調整していきます(子うさぎの場合は必ず月齢専用のペレットを使用します)。
ペレットを少なくする場合、成長期の6ヶ月未満であれば、カルシウムの多いアルファルファやオーツヘイなどの牧草も併用が可能です。

おやつやペレットなどの与えすぎは、お腹や口腔内の環境に影響したり、チモシー🌱を食べなくなることがあります。
うさぎは体調不良をぎりぎりまで隠すことが多いので、日々、牧草🌱と水💧の減り具合、うんち💩とおしっこの量はチェックしておきましょう。

④ケージの環境に慣れたら、徐々にサークルに出してあげ、出している間は常に目を離さないようにしてください。
布、壁紙、ビニールなどの誤飲誤食、骨折といった怪我🤕は、命に関わることもあるため特に注意⚠️が必要です。
サークル内や近くには、⑴うさぎ🐰が飲み込むと危ないものと⑵高低差が激しいものは絶対に置かないようにすることと、また敷いてある⑶カーペットなども齧らないよう、気をつけて見てあげましょう。
運動時間は大体1日1〜2時間が目安です。

⑤爪切りやブラッシングなどのケア、健診などで外に連れ出す場合は、お家の環境に慣れてからにしましょう。
怖がってしまい、警戒心が強くなることがあります。
特に体調面に気になることがない場合は、大体、生後4ヶ月以降が目安になります。
ただし、体調面で不安な点や何か気がかりな点がある場合は、月齢問わず迷わず病院🏥に一度ご連絡ください。

⑥避妊・去勢手術は生後半年以降が目安になります。
メスの場合、3歳辺りから少しずつ子宮や乳腺の疾患が増え、高齢になると9割以上が雌性生殖器の悪性腫瘍(がん)に罹患するとされています。
子供をとらないのであれば、メスは2歳までには避妊手術していただくことをおすすめしています。
オスも、メスほどでの割合ではないですが、高齢になると生殖器(睾丸)の疾患に罹患することがあります。
また、おしっこ飛ばし、人への齧り癖、マウンティングなどがある場合は、手術🏥をすることで改善することも多いので、行動にお悩みの方はご相談いただければと思います。

🐰うさぎはとても繊細な動物です。
ちょっとした事故(異物齧りや怪我)、少しの治療の遅れが命取りになることもあるので、毎日欠かさず体調は確認してあげてください。
そして、何か普段と違う様子があれば、迷わず病院へお願いします。🐰🩺🏥💁🏻‍♀️(ITO)20220130

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アリス動物病院(川越市・動物病院)